ban Jalan Jalan

Profile
「Jalan Jalan」は、SORMAのメンバーで構成された"リラックスアンビエント・ミュージック"のユニット。
"散歩"する時の開放感や心地よさを、バリのガムランを使って表現している。
そのユニット名のJalan Jalanとは、インドネシア語で散歩という意味。
バリ島をジャランジャランして出会った様々な風景がサウンドのイメージとなって、現地でフィールド・レコーディングしてきたバリの歌やガムラン、虫や鳥などのアンビエンスをミックスして再構築しながら、温かいリラックス空間を表現してます。
1998' 12月19日、First album「BALI」をPacific moon recordsよりリリース。
2000' 5月20日、Second album「BALI dua」Pacific moon recordsよりリリース。


FIRST ALBUM 「BALI 」 バリ島で過ごす、ある一日をテーマに創った作品。

バリ

1.Sembahyang Pagi
2.Ocean Blue
3.Lotus
4.Water Garden
5.Jalan Jalan
6.Sun-set
7.Firefly Sanctuary
8.Selamat Tidur

Pacific Moon Records(CHCB-10008)

 

全曲紹介

1. Sembahyang Pagi
インドネシア語で"朝の祈り"という意味を持つこの曲は、たて笛(スリン)とグンデルがメロディーを奏で、遠くに聞こえる虫の音とゆっくりと昇る太陽、祈りから始まるバリの静かな朝を表現しています。

2. Ocean Blue
どこまでもつづく青い空とおだやかな海。日差しは全てのものに平等に降り注ぎ、時はゆったりと過ぎていきます。レヨンという旋律ゴングが弾くメロディーのうしろで時々聞こえるカラカラという竹鳴子。この音がさわやかに吹き抜ける風のようです。

3. Lotus
ギリシャ神話では、その実を食せば夢心地となり、現世の苦しみを忘れさせてくれるいわれているハス、仏教では聖なる花として尊ばれています。バリでは、ヒンドゥー教の神々をシンボライズした花とされています。高音グンデルのループ・メロディーがバリ・ヒンドゥーの輪廻転生思想を思わせ、ヴォーカルが神々に対する畏敬の気持ちを表現しています。荘厳な響きのなかに、純朴な信仰心を感じさせます。

4. Water Garden
ティンクリックのメロディーに誘われ、高音のグンデルがこたえます。この曲は、バリに降る雨の様子を表現しています。11月から3月までのスコールのような雨が緑のライステラスに恵みを与え、寺院や村に一時の静寂をもたらします。雨はやがて川となり、海にそそがれます。自然のサイクルの大きくゆったりとしたリズム感が伝わってきます。

5. Jalan Jalan
ゆったりとした太鼓のリズムとレヨン(コブ付ゴングを一列に並べた楽器)の奏でるメロディーで始まるこの曲、ジャランジャランとはインドネシア語で"散歩"という意味。朝のさわやかな空気の中を歩いていると、お祭りの行列の向こう側には、のんびりと草を食む牛の姿が見えます。

6. Sun-set
波が引いては寄せるたびに太陽は水平線に引き寄せられていきます。空、海、空気までもが赤く染まる夕暮れ。一日の終わりに人々は感謝の気持ちをこめて祈ります。ゆったりとしたゴングのリズムと物哀しいグンデルのメロディーが夕陽に染まる海岸に響きます。

7. Firefly Sanctuary
夜の水辺で無数に光るホタルの群、月の白とホタルの青だけが存在する光の全て。幻想的なバリの夜にスリンの奏でるメロディーが響きゆっくりと夜はふけていきます。

8. Selamat Tidur
Selamat Tidurは、インドネシア語でおやすみなさいの意味です。たくさんの虫の鳴とともにバリの夜はふけていきます。

 


SECOND ALBUM 「BALI dua」 前作よりもう一歩バリ島の中に踏み込んだ、胎内を思わせる様なサウンド。

 

バリドゥア

1.KAJA come from
2.SEKAR spirit of plants
3.Step
4.WARI
5.Hug with the Wind
6.BULAN
7.Barong Forest
8.HorizonPacific Moon Records(CHCB-10023)

全曲紹介

1. KAJA come from
バリ島には、善なる神が棲む山の方角と、邪悪なる神が棲む海の方角がある。カジャは聖なる山の方を指し、聖水(Tirta)が湧き川となって、海へ、不浄のクロッドの方へ流れて行く。人々はその間に生きている。呼吸するように歌うバリの歌は、静かにしみ込むように、神々のもとへ届いて行く。

2. SEKAR spirit of plants
バリ島は自然が命あるものとして、とても強く感じられる場所。植物達は、太陽の温もりに手をひろげ、喜びと共に花を咲かせているよう。色とりどりに咲く花は、まるで妖精が踊っているかのようである。

3. Step
一本の道。人の足に踏み固められた道。地図に載っている道。地図にない道。人の歩みがやがて道となる。

4. WARI
BALIの語源ともいわれるWARIとは捧げもののこと。一日の始まりと共に捧げられる供物。祭りには欠かせない色鮮やかな供物。バリでは、踊りや音楽もまた神に捧げるものである。

5. Hug with the Wind
軒先のティンクリックが心地よい音楽を奏で、風が通り過ぎていったことを教えてくれる。ライステラスを渡る風を感じてみると、風は強く優しく包み込んでくれる。

6. BULAN
西の空がオレンジ色に染まり、星が瞬きはじめる。それは夜空との美しいコントラストを見せ、やがて夜が静かに広がると、どこからともなくガムランの音が聞こえてくる。月の光が漆黒の闇を青く照らすと、そこには影絵の世界がひろがっている。

7. Barong Forest
聖獣バロンは森に棲むといわれている。深い森の中に足を踏み入れると、濃い森の大気がゆっくりと呼吸をしている。遠くかすかに鈴の音が聞こえる。木漏れ日の木々のむこうを目をこらして見ていると、かろやかに踊るバロンが通り過ぎていった。

8. Horizon
一日が終わる。夕陽がゆっくりと水平線のむこうに姿を消そうとしている。あの夕陽のむこうには朝を迎える人達がいる。安らぎのひととき、繁がっている世界のことを思うひととき。

 

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